法話プロジェクトの活動 第6回

法話ライブ

毎週土曜20:00〜21:00、USTREAMにて配信中。
京都の浄土宗和田寺の僧侶、遠藤喨及の法話ライブです。
タオ療法、気心道の創始者であり、ミュージシャンであり、NPO活動も、そしてゲーム開発までする、多才でユニークな僧侶です。
楽しくユーモアを交えてわかりやすく解説いたします。

法話プロジェクトの活動 第5回

タオサンガの「サンガ法話ライブチーム」では、現在、和田寺住職
遠藤りょうきゅうさんの法話をまとめ、DVD化、CD化を進めています。

きっかけとなったのは、タオ指圧の生徒さんであった、
群馬在住の飯塚さんを通して、群馬でハンセン病療養所で
人生のほとんどを過ごされ、現在も療養されている中村幸枝さんと
知り合ったことです。

幸枝さんは、りょうきゅうさんのCDと本の大ファンになられ、
毎日のようにCDを聴かれ、本の何ページに何が書かれているか
まで覚えていらっしゃるほどだそうです。
りょうきゅうさんは、幸枝さんのことを、「菩薩さま」と呼ばれました。
詳しくは、りょうきゅうさんのブログをお読みください。

「サンガ法話ライブチーム」は、今は目が不自由なられた幸枝さんに、
毎週の法話ライブをCD化したものに、メッセージを添えてお送りしています。

ここでは幸枝さんに送ったメッセージを紹介します。


中村幸枝さま

こんにちは。はじめてお便りさせていただきます、京都タオサンガセンターの

吉田智美と申します。お体の具合はいかがですか?

ひんやりとした風に、夏の名残と、だんだん深まっていく秋の気配を感じて、
思わずはっと空を見上げてしまうような今日この頃です。
ここ京都の私が住むアパートには、毎晩近くの神社から、もうすぐやってくる
秋祭りのために子供たちが練習するお囃子の音色が聴こえてきて、今年ももう
こんな季節になったのだなぁと思います。

私がサンガのお念仏に参加させていただくようになって、そろそろ一年が
経とうとしています。この一年の心の変化をふりかえってみますと、
その大きさと、スピードの速さには、本当にびっくりしてしまいます。

きっと一生かかっても取り払うことができないだろうと思っていた、
幾重にもなった檻や、たくさんの不安が、いつの間にか消えていることに、
ふとした瞬間気がつくのです。 サンガと出会う前の私は、際限のない自分の
欠点を目の当たりにしながら、それをどうすることもできずに、すっかり
身動きが取れなくなっていました。本来、壁を越えるために与えられた
エネルギーを、せっせと自分や周囲を責めることに注いでいたのでした。

そんなときに出会った「最低の自分こそが如来様に愛されている」という
喨及さんの言葉は、まったく予想もしないものでした。ひたすら隠そうと
していた自分の闇の部分を、如来様の前でだけは隠す必要がない、という
よりも、なにひとつ隠すことができないのだと知ったことで、どれだけ
大きな安心をいただいたかわかりません。

前回の法話ライブに、どんな小さなことも、因縁があってこそ出来る事
だというくだりがあったと思います。こうして仏様の教えに触れる因縁を
いただき、道と修行の場を与えられ、ともに歩む仲間にまでも出会わせて
いただいた幸運と、如来様のアレンジの偉大さに、いつも驚き、感謝
しながら進んでいけるようにと願ってやみません。

そして直接お会いすることはできなくとも、このように如来様を通して
幸枝さんとつながるご縁をいただいたことを、本当に嬉しく思っております。

これから少しずつ寒くなってくるかと思いますが、どうかお体を大切に、
お元気でお過ごしください。それでは、また。

吉田智美

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