住職に聴く!2021年12月号

<トップ画像は、中国共産党によって行われている、過酷なウィグル人迫害>

 

ーー 住職は現在、水面下で、

地球の未来を創る映像のプロジェクトを

進めているそうですけど、

どのような内容なのでしょうか?

 

住職: 世界では現在も尚、ウィグル、

ロヒンギャ、パレスチナなど、

様々な迫害が起きていますよね。

 

             

<ロヒンギャ難民キャンプの診療所で>

<援助物資を受け取るロヒンギャ難民>

 

ーー はい。どれも、

ほんとうに深刻な問題です、、。

 

住職: 世界の

そんな状況が変わらない原因は、

人々の無関心や沈黙です。

 

ーー そうですね。

その事実を知らない人も多いと思います。

 

住職: 黒人の公民権運動のリーダーだった、

マーティン・ルーサー・キング牧師の言葉に、

『善人の沈黙は、悪人の残酷さより悲劇だ』

とあります。

 

<マーチン・ルーサー・キング牧師
1950年代後半から1968年に暗殺されるまで、
黒人の公民権運動の指導者として活動した

 

また、アウシュビッツ生存者であり、

ノーベル賞受賞者エリーヴィーゼルは国連で

『無関心の罪』について説きました。

 

<エリー・ヴィーゼル>

 

ーー 『無関心の罪』は、住職も、

以前から、おっしゃって

いますね。

 

住職: 世界の苦しみの原因は、

悪の存在ではない。

むしろ、人々の無関心です。

沈黙です。

そして行動のなさ、です。

 

ーー はい、、。

 

住職: ならば、

世界の状況を変えるために、

人々の関心を喚起したい。

そして沈黙でなく、

声を上げるように促したい。

そう思ったんです。

 

ーー そうなんですか! 

具体的にはどのような映像を

制作されているんですか?

 

住職: 「希望の火」を携えて、

様々な人にインタビューし、

人々の関心や行動を促すようなものに

したいと思って、

動いています。

 

ーー インタビューの対象は、

どのような人たちですか?

 

住職: 迫害を受けて来た、

あるいは現在、受けている当事者。

それから、

歴史的に世界を変えて来た

人たち息子や孫。

また現在、世界を変えようと行動している

人たちなどです。

 

ーー 具体的には、

どのような方々なのでしょうか?

 

住職: 例えば、迫害の当事者は、

中国共産党のウィグル人強制収容所から

奇跡的に脱出できた人などです。

 

ーー 中国共産党が作ったウィグル人

強制収容所、、。

はい、、。

 

<現在、300万人のウィグル人が強制収容所に入れられている、という>

 

住職: また、歴史的に世界を変えて来た人

たちの関連では、マハトマ・ガンジーの

お孫さんアルン・ガンジー博士等々です。

 


<マハトマ・ガンジー/インド独立運動の指導者>

 

<孫のアルン・ガンジー博士 /ニューヨーク在住>

 

ーー すごいですね。

偉業をなした方々の、、。

先ほどインタビューのリストを見せて頂い

ら、日本の元首相や、米国大統領の家族

など、ちょっと驚くような世界の方々の

お名前が出てきました。

一体どのようにして、そのような方々への

インタビューを可能にしたのですか?

 

住職: 潤沢な資金力のあるテレビ局でも

ないわれわれが、世界各地の歴史的レジェ

関連の人たちにインタビューしていると聞

くと、皆さん驚かれますね。

 

ーー 一体、どのように、

繋がっていかれたのですか?

 

住職: まあ、基本的には、

能天気な体当たりですかね。

 

ーー 体当たりで? 

 

住職: 間接的な繋がりが

あった人たちもいます。

でも、

われわれの基本的なスタンスは

体当たりで、

これは、以前から変わっていません。

 

ーー そうなんですね。

 

日本ウィグル連盟のトゥール・ムハメット会長                                                         ________________(住職がいきなりご本人に電話して、交流するようになったという)___________________

 

住職: ようするに、

『面白いことなら何でもやろう!』です。

 

ーー へぇー!! 

 

住職: 体当たりで一人一人と

繋がっていった過程は、

面白いですよ。

様々なドラマがありますからね。

 

ーー メーキングの方も興味深いですね!

 

住職: とにかく人々には、

特に子どもたちには、

人生に夢を持って欲しいんですよ。

 

ーー そうですね。

 

<住職が立ち上げたNPOアースキャラバンが運営する、バングラデシュ仏教徒の小学校>

 

住職: 「願いは、必ず実現できる。

利他心とイメージ、

そして行動の持続さえあれば……」。

この人生の秘密を、

知って欲しいんですよ。

 

ーー なるほど。

 

住職: 体当たりのスタンスも

根底にある願いは、

史上初めてエルサレムに

「原爆の残り火」を運んだ時、

また、これを持って

バチカンのローマ教皇に吹き消してもらった

時から変わっていません

 

ーー そうなんでしょうね。

 

 

住職: 今はまだ全員のインタビューが

終わっていないですし、映像が実際に

どう実現するのかはわかりません。

 

ーー 実際にできたら、すごいですね!

 

住職: 「希望の火」の”希望”を、

単なる絵空事(えそらごと)でなく、

具体的に実現していくことが必要です。

 

ーー なるほど!

 

住職: それを私たち大人が、

身を呈して実証して行くことが、

地球の子どもたちに対する、

大人としての責任だと思っているんです。

 

ーー はい。

 

住職: ”夢を諦めることが

大人になることであり、

社会で生きることなんだよ”

なんていうのでは、

子供たちが人生にも世界にも

夢を持てなくなってしまいますからね。

 

ーー そうですね。

願いの実現には、

どのようなことが必要なんですか?

 

住職: 思い描いた夢を実現するには、

氣の状態が何よりも大切です。

ーー ”氣”なんですか?

 

住職: 氣は、各自が出している

エネルギーです。

そして、氣というエネルギーによって、

すべての現象が創り出されています。

 

ーー ああ、そうなんですね!

 

住職: だから、

ポジティブであること。

すなわち周囲に、

利他の氣を発していることが

必須なんです。

 

ーー なるほど!

 

住職: 周囲をどんよりと沈ませるよう

氣の状態では、思い描いた夢は実現しません。

 

ーー そういえば私も子どもの頃、

どんよりと氣が沈んでいる

大人たちの姿を観ては、

無意識に”人生になんか夢を持てない

よなぁ……”と思っていた気がします。

 

住職: 自戒を込めて言いますが、

子供たちの人生や世界に対する夢を

落とすような大人は、

これからの世界には

不要ですよね。

 

ーー これは手厳しい……

でも、そうかもしれませんね。

 

住職: インタビューした人の中には、

ロヒンギャ難民を支援するために

クラウドファンディングを立ち上げた、

日本の小中学生も出てきますよ。

 

ーー うわー、すごい!!

 

住職: 彼らの心には、

世界への「希望の火」

灯っていると思います。

 

ーー そうですね!

 

<建設中の『平和パゴダ・ガーデン』は、「希望の火」の常灯地>

 

住職: 自分の仕事やお金、

また周囲だけを、

大事にするような大人の心からは、

「希望の火」が消えています。

 

ーー はい。

 

住職: それでは

子どもの心に希望の火を点火する

ことはありません。

僕たちは、そんな大人であっては

なりませんからね。

 

ーー はい。

 

住職: 無関心の罪と善人の沈黙が

人類を苦しめて来た。

そして、今も苦しめているのです。

それなのに、自分の周辺のことだけに時間を

使い、他のことは無関心と沈黙に生きる。

そんな生き方で得る幸せは、

砂上の楼閣です。

何よりも、世界の益にはなりません。

 

ーー たしかに、そうですね。

そういえば、

斎藤一人さんの本に、

「天国は、この世に幸せを

もたらした人だけが行けるところ」

と書いてありました。

 

          <「天国は世界に幸せをもたらした人だけが行けるところ」by 斉藤一人さん>

 

住職: へぇー、なるほど! 

まあ、そりゃそうでしょうね。

 

ーー  それに、大人が人類の苦しみを

見て見ぬふりしていては、

子どもたちが

世界を肯定的に見ることが

むずかしくなりますしね、、。

 

住職: 時代の

ターニングポイントに立っている現在は、

世界を変えるチャンスです。

 

ーー そうなんですね!

 

住職: 今こそ、

広く人類のことを思いやる、

真の意味での”大人”であるべき

だと思います。

 

ーー はい。

 

住職: それには、子どもたちが

「希望」を持って

生きて行けるようにポジティブな氣を創り、

世界を創ることです。

 

 

ーー 肯定的な明るい氣を出して、

世界で起こっていることに関心を持ち、

行動を起こそうとする大人が

大勢いたら、、

子どもは自然に希望を感じる

はずですしね!

 

住職: ”お互いに、

子どもたちの心に、

“世界に対する「希望の火」を灯す”ような

氣を出す大人であろうよ!” と思います。

 

ーー はい!

 

住職: そこなんです。

僕らが今、進めている映像プロジェクトに

込めている願いは……。